障害があっても地域の一員として 暮らすためにー農福連携の取り組み

1月29日(水)、県の農福連携の取り組みについて学ぶため甲府市と甲州市の就労支援事業所(福祉事業所)へうかがいました。

「農福連携」とは、障害のある方たちが農業に関わることで自信や生きがいを持って社会に参画する機会をつくる取り組みで、障害者の働く場の確保や工賃アップと高齢化に伴う人手不足で困難に直面している農家の課題を、農家と事業所が連携し互いに協力することで解決に導こうという考え方のもとに取り組みとしてはじまったのが「農福連携」です。 

就労支援事業所では、働くために必要な知識やスキルを身につけられるよう訓練をしたり、生産活動を通して工賃を得ながら、福祉サービスを受けたりすることができます。 今回うかがった事業所では、地域の耕作放棄地や農作業が続けられなくなった農家などから畑を借りてぶどうなどを作ったり、ハネ品のすももや桃、シャインマスカットなどをドレッシングやジャム、ジェラートなどに加工して販売していました。

「地域で当たり前に暮らすために地域の仕事を担う」

そこに、障害があっても地域の一員として生きていくことができる大きな可能性を感じました。

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